むかし、猿の惑星を見たとき、
主人公のテイラー(チャールトン・ヘストン)と、同僚の宇宙飛行士の男の、
見分けがつかなかった。
子どもの頃は、白人系の人は、みな同じ顔に見えた。
あちらの方からは、日本人はみな同じ顔に見えるでしょうけどね(゚д゚)!
とはいえ、日本人のえっちゃんは、
日本人の顔って、いろいろあるなぁ~って思うんだよね。
例えば、
平井堅と羽生結弦は、顔の系統がまったく違うもんね!
でもって、二人ともイケメンだし(´∀`*)ウフフ
そもそも日本人は、大陸から移動してきた縄文人と弥生人から形成された。
それぞれ見た目に、ずいぶん違いがあって、
長い間、ミックスされて受け継がれてきた結果、
日本人の顔は、バラエティ豊かになった。
縄文人の顔と弥生人の顔を描いてみました。こんな感じです。
縄文 = ごつい、こい顔、毛深い、くせ毛…
弥生 = すっきり、あっさり顔、直毛…
もっと言うと、背の高さ、歯の大きさ、蒙古膜、耳たぶ、耳あかなどなど…
違いがたくさんある。
中でも、耳あかの違いについては、結婚するまで、まったく知らなかった。
ずっと、耳垢は、パラパラ、角質みたいなものと思っていたし、
えっちゃんの家族は、みんな、パラパラの耳あかだったから。
ところが、たまたま、うちのダンナさんが、ねっとりした耳あかだったんですよ(゚д゚)!
耳あかのタイプは、乾型と湿型の2種類ある
と、そのとき知りました。
そして、人類の耳あかの基本タイプは、湿型で、
欧米系、アフリカ系の人たちは、ほとんどが湿型。
耳あかは、英語で、earwax
WAX ワックスですよ!
ねっとりした感じが伝わってきますね(゚д゚)!
ちなみに、人類以外の哺乳類でも、マウスとラットを除いて、すべてが湿型。
うぅ~ん、興味深い。
なぜ、乾型の耳あかになったのか?
大昔、バイカル湖付近で、遺伝子の長大な塩基配列の中で、
ほんの1つの違いを持つ人が、出現した。
この人の耳あかが、乾型だった(゚д゚)!
そこから、この遺伝子情報を持つ人たちが、アジアを中心に世界へ広まっていく。
現在の日本人の、70~80%が乾型です。
そして、乾型タイプは、遺伝的には劣性なのだけど、
なぜか日本では繁栄してるんですよ(゚д゚)!
さらに、もっと驚くことは、
日本人に多い乾型と言われている耳あかは、
耳あかではない、と言うこと。
???
耳あかと思っているものは、耳壁の表皮や外部からのホコリ。
では、耳あかとは何かというと、
耳あか=ワックス(湿型)
なので、
ワックスなし=耳あかなし(乾型)
たかが耳あか、されど耳あか。
自分の耳あかは、大昔のバイカル湖からやって来たと考えると、
たかが耳あかだけど、ロマンを感じるわねぇ~(´∀`*)
そして、自分もふくめて、身近な人の顔を観察してみると、
縄文系、弥生系、混合系と、バラエティに富んでいて、日本人は、楽しい。