延期になっていた抜歯手術を受けてきました。
一泊入院で今日退院。
たかが抜歯なのに、入院・手術なんて大げさだと、
うちの親は申していました。
確かに、大学病院とはいえ、
歯科の診察台(リクライニングシート)で、
鎮静剤でボーッとしながら抜歯される。
終わった後は、車いすで病室へ運ばれるだけ。
と、思ってた。
ところが、想像もしていなかった、
マジな手術室での抜歯だった。
手術といえば、
ドラマでは、ベッドに寝かされて、
移動するベッドの横に家族が付き添って、
手術室のドアが、バ~ンと開いて、
ベッドが中に入っていくのを、
家族が呆然と見つめる…
というのが、よくあるシーンですが、
こういう手術室で抜歯したんです。
ですが、手術室までは、
トコトコと歩いて行きました。
ちっとも、ドラマチックじゃないです。
以前のマジ手術のときも、トコトコでした。
えっちゃんのかかっている大学病院では、
1.普段病院の中では見たこともない厳重そうな金属製のドアから、
担当医師、担当看護師と一緒に、手術エリアに歩いて中に入る。
2.中には、青い服と青い帽子をかぶった複数の人が待ち受ける。
3.本人確認のため、名前、生年月日、なんの手術をするかなど質問される。
4.本人確認が終わると、青いシャワーキャップみたいなのを被らされ、
ボクサーのように、肩に暖かいバスタオルをかけられる。
そして、奥にあるさらなる厳重な扉が開く。
5.目の前には、すごーーーーーーく広い空間が広がる。
いくつも手術室があると思われる。通路も何もかもが広い。
6.いくつかの手術室の前を通過して、さらに角を曲がって、
奥の方の手術室に入る。
7.広い手術室の中央に細長い手術台がある。 ←手術台って、幅が狭いんです
その真上に、いくつも電球が付いたライトが3台。
手術台の周りに、医師、看護師(多分)が4,5人 ←目しか見えない姿で誰かわからない
部屋の周りには、いろんな機材があって、とにかく広い。
8.ベッドにあおむけに寝かされる。
9.再度、入口で受けたのと同じ本人確認をされる。
10.心電図の電極を何カ所か貼られる。
11.壁際の上の方にある大型モニターに、自分の鼻から下が映ってるのに気付く。
真上のライトの横に、カメラがあった。
12.点滴から鎮静剤を入れられる。
13.しばらくして、抜歯が始まった・・・
鎮静剤を打たれた後の意識は、
ありました(゚д゚)!
ボンヤリだけど、ずっと意識はありました。
で、痛みも感じました。
が、いつの間に歯が抜けたのか、
どのくらい時間が経ったのか、
よくわからないうちに、終了。
ベッドで病室へ戻され、2時間安静。
後で確認したところ、手術室に入って、
病室に戻るまで、1時間弱だったようです。
医師からは、驚くほど腫れても驚くなと言われていたけど、
ほとんど腫れも、痛みも、出血もない。
しばらく食事ができない可能性もあると言われていたが、
術後の夕食も朝食も完食(^-^;
看護師さんも、驚くほど良好な術後でした。
密かに期待していた、親知らずダイエットは失敗。
長年付き合ってきた親知らずと、
無事、お別れできました。案ずるより産むがやすし。