ダイヤモンドプリンセスを追い出された感染症専門家と官僚の言い分の裏側

新型プリウス、、、新型コロナウイルスが世界を騒がせている今、ダレとく?情報合戦の中に落とされた内部暴露動画、それも感染症で有名な専門家の発言となれば、影響力が半端ない。昨日19日午前、その岩田医師自身がUPした動画を見たのですが、現在(20日正午)はご本人の判断により削除されていました。が、毎日新聞が提供を受けて?配信していますのでそれを貼っておく。

岩田医師の発言を聞いて、まずあぁまた官僚がしでかしたのかと思い、片や感染をうまく抑えることができなかったとしても、船内で任務を遂行している関係者の方々は、さぞ必死であろうと感じた。

船内はものすごく悲惨な状況」という言葉をもって世間に動画で発信することは彼にとってどんな意味があったのか。誰に何をどうしてもらいたかったのか。これを見た一般人がどう受け止めるか、どんな世論が巻き起こるか、船内で対応している関係者にどんな影響を与えるのか。

「船内はものすごく悲惨な状態」クルーズ船立ち入りの医師、ネット動画が波紋

岩田医師が動画の中で連絡を取り合った当事者「官僚」の高山義浩氏が、Facebookで事実関係の補足をした。

岩田…

高山義浩さんの投稿 2020年2月19日水曜日

これを読んでみると、経緯が随分とわかりやすくなりました。

岩田医師vs厚生労働省と仲間たちの構図

岩田氏の気持ちも分かるが、高山氏の話も分かる。しかしながら人命にかかわる未経験の緊急事態に精一杯頑張っているじゃないか、素晴らしい、、、。

岩田氏が指摘したゾーンニングの船内画像が、厚労副大臣がツイート、即削除( ゚∀゚)アハ

画像

愛用のQuoraでこの件に関する回答を読む中で、なるほどと思った二点。

ひとつは、この官僚さんは、今は霞が関の中の人ではないこと。彼は福岡県出身、山口大学・東京大学で医学を学び、厚生労働省に入り、今は沖縄で感染症と在宅医、だそうだ。そして岩田氏のことをよーくご存知のようです。性格まで。そこを踏まえてですね、とってーも頭のキレッキレのお二人の対立に見えながら、実は事態を動かすために、なんとなくイキがあっているのかもしれない。凡人には計り知れない先読みの先読みが功をなしているのかもしれない。厚労省を動かすために。で実際に動き始めた。

もう一つは、厚労省他仲間たちが「精一杯のことをした」という美談で終わらせてはいけないということ。岩田氏が危機感を持った厚労省職員や医療チームの中から感染者を出してしまった。

でも今、このことを叩き合っているときではないということ。

ドラッグストアから消えた「マスク」の棚を見るたびに、新型インフルエンザのときのことを思い出しています。あの時、私たちは何を学んで、国は何をしたのか。

私は反省してます。

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