ハトの生態
こんにちは、鳥好きのえっちゃんです(^^)/
ハトと戯れてきました~。ムチャ可愛かった。
ハトは、どこでも見かける身近な鳥。
大昔から人間と共存してきて、平和の象徴にされたり、鳥害の対象にされたり、食用にされたり、研究材料にされたりと、人間様の都合に合わされてきた。
写真のハトは、ドバトと言う、神社や公園、駅など群れでよくみられるハトです。
ハトは、全世界に4億羽いると言われるほどの大繁栄をしているんだよ(゚д゚)!
だけど、寿命は約3年程度で、天寿を全うするのは難しく、
1年程で、35%もが命を落としている。
半面、繁殖力も強く、日本では、春から秋にかけて、月に1回2個の卵を産む。気候によっては、季節に関係なくヒナを育てることができるのですよ。その秘密は…ミルク…。
ちなみにオスは、しょっちゅう求愛の鳴き声を出しているんだけど、ハトはオスメスを見分けられないので、だれ彼構わず求愛の声をかけるのよぉ~。(*ノωノ)
ハトの驚くべき能力-ピジョンミルクの不思議
ハトは、ツガイで子育てをします。そして、
メスだけじゃなく、オスも、ミルク(ピジョンミルク)を、ヒナに与える技を持つ。
卵が孵化する数日前から、親の体内でミルクが生成され始め、生れたばかりのヒナは、このミルクを両親から与えられ成長します。
ピジョンミルクは、食べたエサを貯めておく嚢で作られ、
吐き戻しによってヒナに与えられる。
成分は、ほとんどタンパク質。例えると、アスリートのプロテインのようなもので、非常に栄養価が高い。ちなみに、卵が1個しか孵化しなかった場合、1羽のヒナが2羽分のミルクを与えられることになり、1週間で通常の2倍の体重になる(゚д゚)!
ハトの驚くべき能力-視力と視野
ハトは、人間を、歩き方や服装、顔で見分けることができます。例えば、定期的にエサをくれる人を、
1.5km以上離れたところでも、見分ける技を持つ。
エサだ、エサだ!とワクワクしながら見ているんだろうね💛
逆に、嫌がらせをするヤツも、遠くから見分けることができる(゚д゚)!
視力がいいのは、鳥類全体に言えることだけど、きっと空からは、遠くを見渡せることが関係しているのかな。ほら、マサイ族の人たちは、視力が良いって聞くけど、それは遠くの獲物を見つけるために得た能力。都会暮らしのマサイ族の人は、そこまでの視力は無いので。
ハトに話をもどすと、
ハトは、見るものすべての動きが
スローモーションのように見える技を持つ。
人間には速い動きでも、ハトにはスローモーションに見える。動きの推測がしやすいことから、早いスピードの物でも、難なくかわすことができる。
まさにマトリックス!
さらに、視野が広く、正面だけでなくて、背後もほぼ見ることができるため、敵が近づくのも気付きやすい(゚д゚)!
とにかく、ハトの眼は凄いのよ。ちなみに目の色はオレンジね。
ハトの驚くべき能力-帰巣本能
帰巣性については、よく知られている。ノアの箱舟で放したハトが、オリーブの葉を咥えて戻ってきた話は有名。帰巣性を利用した伝書鳩もいる。
ハトの帰巣性は、生れた時から備わっている本能です。ハトの帰巣本能は、強くて
500km~1000km離れたところから、戻って来る技を持つ。
帰巣性の強さは、個体差があるみたいですが、何百kmも離れた場所をどうやって見つけるのかは、地球の磁力線をたどる説と嗅覚に頼る説が有力です。
ただ、迷子になるハトが多いということがあり、その原因は、嗅覚や磁力線をたどる能力を狂わせる何かがあるのではないかと。これもなんか、人間の仕業のような気がするんだけどねぇ(^-^;
ハトと共存できるように
えっちゃんは、鳥が大好きなので、ハトだけじゃなくて、たくさんの野鳥に囲まれて生活したいです。
ドバトは、日本の在来種ではなく、1500年前に渡来した外来種。人が飼っていたものが、野生化して繁殖したため、野鳥ではないです。
多くのハトは、都市部に住んでいて、餌を探すのに必死なのです。1年で35%も命を落とすのも、餓死が原因の一つであることもわかっています。
鳥害と言われて、住む場所を追われ、凍死したり、カラスや猫に襲われる。平和のシンボルと言われるハトは、
平和どころか、かなり過酷な生活をしているんです。
えっちゃんは、人間とハトが、うまく共存できればいいなと思いながら、
鳩サブレーをいただきます(゚д゚)! 1枚食べれば大満足のデカさとうまさ。