犬が下痢をした…下痢がとまらない…元気がない…どうしよう…(健忘禄)

犬が突然下痢をした!

数年前のこと。

愛犬が、突然下痢をした。

今までに見たことのない

ウンチの色(゚д゚)!

黄土色のウンチにあずき大の赤いものが

まだらに…赤い水玉模様のような…Σ(°Д°;

見た目は、かなりヤバそう…

慌てて、ウンチをもって動物病院へ。

検便も、超音波もとりあえず問題なし。

点滴と整腸剤、療養食の缶詰

1週間様子を見ることになった。

それから約1ヵ月、同じような症状をくり返し、

その度に、点滴-絶食-療養食と整腸剤。

さらには、

1週間の入院を経ても、下痢は治らない。

元気がなく、痩せていく愛犬…

食欲もあまりない。

それを見ていると、えっちゃんも、

食欲がなくなり、

胸がつぶされるような、辛い毎日だった。

セカンドオピニオンからサードピニオンへ

元気のない、痩せてしまった愛犬を見ながら、

病院を変える決心をした。

セカンドオピニオンを受けるため

別の動物病院へ行った。

ウンチを持って、今までの経緯をすべて説明した。

先生曰く

今までの下痢の対処法は、

問題ないが、

薬が効いていないようだから、

薬をかえてみましょう!

ということでした。

しかし、

検査らしい検査をしないままの

診断にイマイチ納得がいかず、

次の日、さらに別の病院へ行った。

サードオピニオン

ここでも、すべての経緯を話した。

先生曰く、

できるだけの検査をしたい

犬を預からせてください。

結果が出るまで、なんとも落ち着かない

時間を過ごすことになった。

今までにない、回復!ステロイドのすごさ

検査の結果、

これと言った病気は見つからなかった。

もしかしたら、これだけ下痢を繰り返すのは、

自分で自分の腸を攻撃してしまう

免疫の異常かもしれない…

薬は、ステロイドを使ってみましょう。

エサも消化器用の療養食

これに変えた。

その後、我が愛犬は、ステロイドの効果で

みるみる元気を取り戻していくのです。

しかし、ステロイドを減らすと、

下痢の再発…ステロイド増やす、回復、

減らすと、再発…この繰り返し。

以前より、食欲と元気は出てきたものの、

何かがおかしい…

ウンチの観察と検便をする

サードオピニオンに至るまでの間、

最初の病院でも、ひと月のあいだに、

何度も検便をしてもらった。

セカンドオピニオンを受けたときも、

そしてサードオピニオンのときも。

しかし、検便では何も検出されない…

ここまで私が検便にこだわったのは、

もしかしたらムシが出るんじゃないか?

何か、いるんじゃないか?

という思いがあったから。

とにかく、変なウンチをしたら

できるだけ早く、新鮮なうちに

検便をしてもらおうと、

ウンチだけ持って、何度も病院へ通った。

今から考えると、ほんと変人です(-_-;)

ウンチの写真や日時、記録をつけて検便してもらう。

そんなこんなで半年が過ぎていった。

やっと下痢の原因を突き止めた

ステロイドを減らしたり戻したりしながら、

下痢をコントロールする毎日。

下痢が始まってから7ヵ月が過ぎようとしていた。

いつものように、おなかを痛がる愛犬が、

いつものように、下痢をした。

そして、いつものように

そのウンチを持って、検便のため病院へ。

診察室で待っていると、

先生が入って来るなり、

「見つけました!ジアルジア」

と、診察室の壁にあるモニターに、

チョロチョロと動く物体を見せてくれた。

「もっと早く見つけてやれればよかった…」

先生はとても後悔しているようでした。

ジアルジアは、子犬に感染すると下痢が続き、

小さな子犬は、天国に召されることがあるそうです。

ただ、成犬は、なんの症状もないまま、

ジアルジアと共生していることが多いとのことです。

我が愛犬は、虫落としの薬を8日間処方され、

その後の回復は、見違えるほどでした。

しかし、長期間の下痢で、腸がかなり弱ってしまい

完全に復活するまでには、それから2年ほどかかりました。

今では、下痢をする前の体重よりも、さらに増えて、

元気に過ごしています。

愛犬のためにかかわってくださった

多くのみなさんに、

心から感謝しています。

病院が好きな人なんて、いるわけないんだけど、 ちょっと熱が出たり、体調が悪かったら、 フツーに病院へ行けるでしょ? 当然なことですよ...
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