食事をするとき、たいてい箸で事足りますよね。
日本や中国のように、箸で食事をするのは、
箸食と言います。
欧米は、ナイフ・フォーク食です。
そして、食具を使わずに、
手で食事をする、
手食があります。
なんとなく、手づかみで食べることは、
フケツ、ヤバン、オクレてる、、、みたいなイメージを持ちますが、
しかし、ちょっと考えてみてください。
私たち日本人も、意識せずに、
手食しますよね?
直ぐ思い浮かべるのは、
寿司
寿司を手づかみで食べていても、
キタナい、ヤバんなんて、思わないでしょ?
そうだとしても、食事の前に、手洗いはしましょうね(゚д゚)!
さらに、寿司よりもっと身近な食べ物で、
手食をしているものがありますよね!
わかります?
おにぎり、サンドイッチ、パン類など、
コンビニの定番です。
ミカンやバナナ、イチゴも手食します。
ポテチやせんべいも手で食べますよね。
改めて考えてみると、かなり手食しているんですよ。
当たり前ですが、食具には、優劣はありません。
人類初期は、みんな手食だった。
その後、それぞれの地域の食材や調理法、宗教、習慣などに合わせた、
食具ができただけ。
現在の世界でみると、
手食が4割、箸食が3割、ナイフ・フォーク食が3割
なんだか、高級ぽっくて、かっこいい、ナイフ・フォークは、
歴史が一番浅い、食事方法です。
ちなみに、箸は、
中国、うん千年の歴史からみても紀元前からあるようで、
日本には、古事記の3世紀か、聖徳太子の7世紀ころには使われてます。
ということは、フォークや箸が使われる以前は、
み~んな、手づかみで食べてたってことです(゚д゚)!
もともと、テーブルクロスも、
手食して汚れた手を、フキフキするものだったし…∑( ̄□ ̄;)ナント!!
パンは、テーブルクロスの上に、じか置きだったり… ノ(´д`*)
いいのいいの、ところ変われば、なんじゃらホイホイ。
郷に入れば、郷に従えですわ。